明るく、楽しく、嫌らしく。 難しい事は易しく。 重い話題は軽くさばきます。 syn3の私的覚書きです。
バイオ燃料が日本を救うか?
2009年11月02日(月) 00:44
バイオ燃料、製造費ガソリン並み トヨタや神戸大が開発

 トヨタ自動車や神戸大学は稲わらなど非食料系の植物からバイオ燃料を効率よく生産する技術を開発した。これまで2段階に分かれていた生産工程を1つに削減。生産コストは従来の3分の1となり、製造費ではガソリン並みの1リットル当たり40円が実現できるという。5年後をめどに実用化する考えだ。

 バイオ燃料は植物を「セルラーゼ」という酵素で分解した後、酵母菌で発酵してつくる。トヨタなどは遺伝子組み換え技術を使って、分解と発酵を同時にこなす酵母菌を新たに開発。稲わらなどが分解しやすいよう「イオン液体」という特殊な液体に浸して酵母菌を入れれば、酵素を加える必要がなくなり生産コストが大幅に下がる。 (16:05)

http://www.nikkei.co.jp/news/main/20091101AT2G2800Q31102009.html






☆これは凄い技術ですよ。 しばらくぶりに興奮しました。 何が凄いって、非食料系つまり食べ物じゃない植物からバイオ燃料を作るんですから。 それも製造費でリッター40円。

これまで実用化されてバイオ燃料はサトウキビやトウモロコシなどの食料、つまり人や家畜が食べる事ができるものから作っていた。(厳密に言うと収穫率を上げるために遺伝子操作を行ったり農薬をばんばん使っていて食用には使えないが。)

今回の方式では、収穫後の食料にならない部分。ワラなどからバイオ燃料が製造できるということは、路肩の雑草や池の藻などからも製造できる可能性がある。 これまで、燃やして処理していた物が資源として活用できるという恐るべき省エネ革命です。


期待しましょう。



・付録 ガソリンの値段の内訳 下記URLを参考にさせてもらいました。
http://unseki.co.jp/blog/archives/2007/03/17225725.php

ガソリン価格=原油価格+税金+諸費用+マージン(メーカーと小売店)  


    原油価格
 今現在、原油は1バレル70ドルとして

  $70/159×90(ドル・円)=約40円/L

税金
 関税(0.17円/L)
 石油税(2.04円/L)
 ガソリン税(53.8円/L)

 合計で約56円かかります。この上に消費税。

諸費用
 製油所までのタンカー輸送費(2円/L程度?)
 製油所での費用。精製・貯蔵など(5円/L程度)
 製油所→油槽所→GSまでの輸送費(3円/L程度)

 すべて含めて約10円かかる。(油槽所というのは中間基地みたいなものです。貯蔵しておくところ)


したがって、マージンなしのガソリン価格は、

 40+56.0+10.0=106円/L

 消費税を入れると約111円/L

倉敷のガソリンが現在125円位だから14円でメーカー・中間マージン・スタンドの儲けを振り分けると考えると結構厳しいよね。


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