明るく、楽しく、嫌らしく。 難しい事は易しく。 重い話題は軽くさばきます。 syn3の私的覚書きです。
次の原油100ドルは?
2008年12月17日(水) 20:20
原油100ドル超え「10年はない」=資源機構主席エコノミスト
2008年 12月 11日
 [東京 11日 ロイター] 今年7月に1バレル=147ドルと空前の水準に値上がりした原油相場は、5カ月余りで100ドル以上の幅で値下がりした。最近では40ドル台前半で推移。

 30ドル台半ばから本格的な価格上昇に転じた2004年春当時の水準に近づき、4年余りにわたる原油高騰局面は終息しつつあるようにみえる。この間、値上がりは原油需給の基礎的条件を反映していないことを一貫して主張した石井彰氏にインタビューした。同氏は旧石油公団の業務を承継した石油天然ガス・金属鉱物資源機構の主席エコノミストで、140ドルを超えた原油上昇は「基本的にはバブルだった」と指摘する。100ドル超の高騰が再燃する可能性は「少なくとも10年くらいはないのではないか」と語った。


 インタビューの主なやり取りは以下の通り。


 ──WTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート=米国産標準油種)先物は40ドル台前半で推移している。今年7月につけた史上最高値の147ドルから半年余りで100ドル以上の急落だ。

 「原油相場は基本的にはバブルだった。2004年には(中国での石油需要急増で)若干の原油需給ひっ迫があったが、05年以降から現在に至るまで需給ひっ迫はなかった。しかし、金融系のアナリスト的な人たちが、近い将来の需給ひっ迫の可能性を指摘し、ヘッジファンドや年金基金の資金が原油相場に流れ込んだ。みんなが上がると思ったから上昇した。思わなかったのは、石油業界、OPEC(石油輸出国機構)、メジャーズ(巨大石油資本)などの石油専門家だけだった」

 「今年の年頭に100ドルを超えたが、需要自体は今年の頭から全く伸びていない。今年の年頭に100ドルくらいになったが、需要が弱いのに(7月までに)約5割も値上がりしたのはバブル以外の何ものでもない。5月から6月ごろに、米議会で投機規制の話が持ち上がり、投機的な動きがしにくくなった。多分、ヘッジファンドがいの一番に逃げ出して、年金基金も(原油高騰をあおる)反社会的な行為と指弾され、原油相場を避けるようになった」


 ──投機マネーのほかに、中国やインドなど新興国の需要拡大が原油高騰の根底にあるとみられている。


 「確かに中国やインドの石油需要は伸びているが、先進国はマイナスだし、世界全部合わせると毎年、前年比で1%程度しか伸びていなかった。2008年(の世界需要)は恐らく前年比横ばいかマイナスだ。中国やインドで伸びても、米国でちょっと需要が落ちたら(中国などの伸びが)埋め合わせられてしまう

 「米国で(環境重視の)オバマ次期大統領が政権に就くことのインパクトはものすごく大きい。原油が147ドルを付けたことで、自動車産業の関係者は石油には頼れないという意識を持つようになった。オバマ次期大統領は(家庭用電源で充電する)プラグイン・ハイブリッド自動車の普及を掲げている。プラグイン車はガソリンの消費量を7割削減することができる。プラグイン車が今後、毎年5%ずつ、今後20年間でガソリン車を置き換えていくことは、決して非現実的ではない。アメリカのガソリン需要は日量約1000万バレルだが、これが(20年後に)700万バレル減るとしたら、中国の年間の原油需要の伸び(日量で35万バレル程度)の20年分に当たる。中国が今のペースで需要が伸びても、(アメリカの需要減で)プラスとマイナスが相殺される。中国も2015年ごろから(一人っ子政策の影響で)急速に高齢化するから、現状の伸びが続くこともない」


 ──原油価格は今後、どの程度の水準で推移するのか。


 「100ドルを超えるような高騰は10年はないのでは。経済の状況による。今後、ものすごい大不況になれば、20ドルに落ちてもおかしくない。世界経済の成長率が2─3%くらいなら、個人的な勘だが50─60ドルくらいかなと思う。50─60ドルなら、新規の油田開発も(採算面で)可能になるし、需要も極端に落ち込むことはないだろう」


http://jp.reuters.com/article/worldNews/idJPJAPAN-35384520081211




☆原油が140ドルを超えてる時に、柴犬の周りでも「実需は70〜80ドル位だろう」と話したのですが・・・。 原油は既に50ドルを割っており、来週のOPEC総会で思い切った減産、具体的には250万バレルの減産となれば60ドル位までの上昇が見込まれているようですが、そうでなければ下落は避けられない様です。


原油が猛烈に下がっている時にゴールドマンサックスだったかが、「原油は今後200ドルになる。」と言っておりましたが、つい最近「2030には200ドルになる。」という記事を見て笑ちゃいました。


タイムスケールを言わずに(多分意図的にそう報道したのだと思う。)将来の予想をするのって、正直詐欺師と同じだと思う野だけどね。その辺を理解せずに物事を言う人が多くて困るんだよね。 ホント。


皆さんは、引っかからない様にしましょう。ハイ。  




*追記訂正 OPEC総会は17日で、結果220万バレルの原産となりましたので訂正して報告します。 
ナスダック
「米ナスダック・ストック・マーケット(現ナスダックOMXグループ)のバーナード・マドフ元会長が関与したとされるヘッジファンドによる金融詐欺事件」は行き過ぎでしょうが、うまくやると巨額の利益がでちゃううからやめられないのでしょうね。
ぼろ儲け
できるとなると何でもやるんだろうね。 彼らは。

それが、アングロサクソンの一神教徒でしょう。
勝てば官軍なんですよ。(これは中国語だけど。)

米国やオーストリアなんかはその典型ですね。
Comment投稿
管理者にだけ表示を許可する

TrackBack URL

http://syn3.dtiblog.com/tb.php/789-1508da5c

 | HOME | 

Designed by GALPOP BLOG + GALPOP.NET