明るく、楽しく、嫌らしく。 難しい事は易しく。 重い話題は軽くさばきます。 syn3の私的覚書きです。
湯船は清潔に
2009年03月31日(火) 20:08
☆先日、宿(観光では無くて労働者向け。)の手伝いをしている知り合いと話していたと時の話です。 風呂の話をしていると、「お客に、湯船の中で頭を洗う人がいて困っているんだよね〜。」と言ってました。(湯船に多量の髪の毛が浮いて、後から入る客から苦情がでるらしい。 まあ、当然だけど。)

「韓国人か?」と聞いたら「日本人だ。」と言う事だった。(知り合いは在日韓国人。 なので、この場合大韓民国人を意味する。)


そのため、風呂場に「湯船の中で体や髪を洗わないで下さい。」とか「湯船にタオルを漬けないで下さい。」とか表示を作って掲げたそうです。


そして一言。「最近の日本人は質が落ちた。」



☆先週末、温泉友達のIさんと山口の湯田温泉に行った時の事です。 湯田温泉には多くの韓国人観光客が訪れていました。 外湯で入った温泉にも韓国からの旅行者がおりましたが、ちゃんと湯船にタオルを漬けずに入浴してました。

以前は、風呂場でパンツを洗濯するなとひんしゅくをかっていましたが、最近はちゃんとマナーを守っているようです。 旅行客が多く訪れるのは無駄にはなってないようです。 (あっぱれ。)


風呂のマナーは別に難しい事ではなくて、基本は「湯を汚さない。」ってことです。


だから、かけ湯をして入る。(体を洗って入れば尚良いが、かけ湯で体の汚れの8割は落ちると言われている。) タオルを湯船に漬けない。(体を洗った後のタオルを漬けるのはもちろん、洗う前のタオルもやめましょう。)


湯船で体や髪を洗うなど、言語道断です。



ま、そう言う訳で公衆浴場ではマナーを守って入浴しましょう。 (自宅の風呂はどうぞご自由に入って下さい。 笑い)
ギード・ベール
2009年03月30日(月) 19:19
☆ども。 先週末は山陽自動車道を利用して山口の錦帯橋と湯田温泉に行ってきました。 代金の1000円効果も有って、自動車道はそれなりに混んでいたようです。

そんな訳で今日は観光の話です。



○特別名勝 栗林公園が、ミシュラン・グリーンガイド・ジャポン2009 で最高の三つ星に認定 !                       ※特別名勝=お庭の国宝


【パリ14日共同】訪れるべき観光地を星印で格付けするフランスのガイドブック、ミシュランの観光版(ギード・ベール)日本編が16日、発売される。ホテル・レストランのガイドは2007年から東京版が登場、観光地に関しても同年に簡易版が発売されていたが、ギード・ベールの発行は今回が初めて。香川県内の栗林公園や京都、奈良などが最高評価の三つ星に選定された。

 三つ星の基準は「わざわざ訪れる価値のある場所」日光、法隆寺、姫路城、安芸の宮島など、既に外国人観光客にも人気のスポットに加え、沖縄・石垣島の川平湾などの名勝地も選ばれた。東京郊外のハイキングコースとして親しまれている高尾山も選定された。

 編集長によると、三つ星には全部で56カ所、二つ星189カ所、一つ星301カ所が選ばれた。このほかに星なしで言及された名勝地も多数ある。

ミシュラン・グリーンガイド・ジャポン2009に選ばれた主な三つ星観光地 ※中四国では、栗林公園以外にも岡山の後楽園、広島の宮島、島根の足立美術館、愛媛の道後温泉の五ヶ所が同時に選ばれています。

 香川県内では栗林公園以外に、二つ星に家プロジェクト、琴平、一つ星に直島、ベネッセハウス、地中美術館、四国村が入っている。

 執筆に当たったのは、フランス人と日本人計12人の混成チーム。数カ月かけて日本全国をくまなく歩き回ったほか、日本政府観光局からも情報提供を受けた。

 昨年、日本を訪れたフランス人観光客は14万7600人で07年から7%増加。日本製ゲームなどの普及や、すしを中心とする和食ブームもあり、日本への関心は年々高まっている。

 ギード・ベールは9カ国語で325種類、150万部が発行される欧州では特に有名なガイドブック。今回発売の日本編はフランス語版だが、今年9月には英語版も刊行される。日本語版の発行は未定という。        

                      (四国新聞 記事より)









☆もうじきゴールデンウィークですし、参考にして訪れてみたらどうでしょうか? 因みに中四国の三つ星には全て行ったことが有ります。 温泉も有るから道後は好きですね。(笑い)


妄想被害者
2009年03月28日(土) 07:24
盛り上がってきている、フィギュアー・スケートですが。 ご存じの方も多いと思いますが、「キムヨナの練習妨害発言」と言うのがありました。

日本のスケート連盟が韓国のスケート連盟に事実確認を求めて、そう言う事実はないと言う回答を得。 それを報道したメディアからも事実ではない(捏造報道かい。)と回答を得たのですが・・・。




○韓国コミュニティ中心のショッピングセンター、コリアタウン・プラザでは、今週は2つの熱い話題から 逃れることができない。

今週月曜日、韓国はWBCで最大のライバル日本に敗れた。そして国民の関心は次のフィギュア スケートに移った。韓国のキム・ヨナ選手が世界選手権の優勝候補の一人なのだ。 韓国と日本が野球で激突したのと同じ都市で、両国の間で再び対決が見られることになる。 キムの最大のライバルは日本の浅田真央選手だ。前年度世界チャンピオンである。ステープルズ・ センターで行われる女子シングルは金曜日から始まる。

「ウワー、今週はキム・ヨナが日本の女の子に勝たなきゃいけないプレッシャーが大変だわ」と、 コリアタウン・プラザの美容品店に勤務するSoo Changさんは語る。

彼女は「Korea Herald Business」、「Daily Sports Seoul USA」、「The Korea Daily」の一面に載って いるキム・ヨナの写真に熱い眼差しを送った。「今や彼女は我が国に誇りをもたらしてくれる唯一の ホープです」。 来年のオリンピックはキム・ヨナと浅田真央の二人が金メダル候補と言われている。ともに母国で スーパースターの18歳同士である。

韓国国民の間ではキム・ヨナはスポーツの域を超えた存在だ。「Forbes Korea」誌は彼女を韓国の 著名人トップとして紹介、コリアタイムズ紙では「2008年パーソン・オブ・ザ・イヤー」に指名して いる。次点は何とオバマ大統領、バン・キムン国連事務総長、李明博韓国大統領といった面々で ある。

キム・ヨナのエージェントであるIBスポーツのライアン・W・キム氏によると、彼女はサムスンや ヒュンダイなど8社のコマーシャルに出演しているという。そして彼女のスケート曲を編集した「氷上 の妖精/クラシックアルバム」と題されたCDは、コリアタウンのMusic Plaza店でベストセラーになっ ている。

今大会には彼女を取材するために韓国からは新聞8紙とテレビ3局が来ている。 4大陸選手権で日本の選手に練習の邪魔をされたという彼女の話が伝わって、彼女を守るために ファンたちも集結した。日本スケート連盟は故意に邪魔をするようなことはなかったと言うが、韓国 人たちの怒りは収まっていない。 「韓国国民にすれば重大問題です」と、コリアタウン・プラザで岩塩クリスタルランプを販売している Tong Suk Chun氏は言う。「なにせ彼女は国民の宝ですからね!」

浅田はキム・ヨナとは未熟な頃からずっと競争相手としてやってきたので親しい間柄だと言う。 英語でおしゃべりをすることもあると言い、ライバル関係を歓迎している。「大会でプレッシャーが あってもキム・ヨナさんがいるおかげで、それをパワーに変えることが出来たりします」と、浅田は 言う。

一方、キム・ヨナは浅田との関係を「友人でもないが敵でもない、その中間あたり」だとして、 「いずれ引退すればもっと気楽に会えると思います」と言う。 キム・ヨナのコーチで五輪で二度銀メダルを取ったブライアン・オーサー氏は、自らの経験に基づい てキムにライバルに関して助言を与えている。彼とブライアン・ボイタノは1980年代に競い合った 仲で、「ブライアン対決」として知られている。1988年、オーサー氏が自国カナダのカルガリーで 行われた五輪でボイタノに次ぐ2位になりクライマックスに達した。 オーサー氏は敗れて精神的に打ちのめされたが、その時の経験が現在プレッシャーと闘うキムを 手助けするのに役立っていると言う。 (一部略)

米NYタイムズ: http://www.nytimes.com/2009/03/27/sports/othersports/27skate.html?ref=othersports






☆被害妄想でしょうか?


どうも、韓国人には「自分たちは日本人から虐げられている。」と言う被害妄想症があるようです。

原文の方に、“Japan and Korea are not friendly because Japan invaded Korea before World War II and people are still mad about it,” ってのがありますが・・・。

日韓併合って、あんたが望んだんでしょうが。(あきれる。)



崔基鎬(チェ・ケイホ)先生の話でも聞けや。
http://ameblo.jp/worldwalker2/entry-10008118921.html


「最も割高な通貨」は?
2009年03月27日(金) 21:48
円は「最も割高な通貨」1ドル=114円が適正水準:ゴールドマン・サックス[09/03/27]

米ゴールドマン・サックス・グループは、 為替市場において円は最も割高な通貨の一つになっているとの見解を示した。

同社のアナリスト、フィオナ・レイク氏(香港在勤)は26日付のリポートで、 円の「適正水準」は1ドル=114円との見解を示した。 ロンドン時間午後零時2分現在、ドルは対円で0.7%上げ、1ドル=98円26銭で推移している。

レイク氏はリポートで、 「当社の調査対象通貨の中で円は最も割高な通貨の一つ」と指摘。 「一方、オーストラリア・ドルは最も割安な通貨の一つとなっており、  対ドルでは20%、貿易加重ベースでは25%過小評価されている」と記述した。

ブルームバーグがモニターする主要16通貨のうち、オーストラリア・ドルは11通貨に対して上昇している。

ゴールドマン・サックスはまた、対ドルのポンド目標水準を1ポンド=1.65ドルとし、ポンド買いを推奨。 昨年12月の見通しをあらためて示した。 この日はポンドは対ドルで0.1%上昇し、1ポンド=1.4569ドルで取引されている。

http://www.bloomberg.co.jp/apps/news?pid=90003005&sid=aTHq7qgTZ9ow








☆そう言えば去年、「原油は200ドルになる。」なんて言ってましたよね。 その後、どんどん原油は下落して今の状況になりましたけどね。


で、今度はこれですか・・・。


今回も逆指標ですか? そうするとこれから円高でしょうか?


ま、それは分からないけどね。 正直、今は円安トレンドに入ってますが。


ルサンチマン
2009年03月26日(木) 22:11
ルサンチマン(仏: ressentiment)とは哲学上の概念で、主に、ある感情を感じたり行動を起こしたりある状況下で生きることのできる人すなわち強者に対する、それをなしえない弱い者の憤りや怨恨、憎悪、非難の感情をいう。この感情は自己欺瞞を含み、嫉妬や羨望から来る。

ルサンチマンの例は、敵との対比(実際の敵であることもあれば空想上の敵であることもある)において自己を定義しようとする様々なイデオロギーである。このようなイデオロギーでは敵(すなわち自分が無力である原因)が悪の元凶扱いされ、反対に、道徳的に優れているのは自分だとされる。彼らは悪人だ、従ってわれわれは善人だ、というわけである。あるいはまた、世界はどうしようもなく悪によって支配されている。したがってわれわれのほうが世界より優れている、ともなる。

Wikiより抜粋。







☆最近気がついたのですが・・・。 と言うよりも、最近「ルサンチマン」と言う言葉が頻繁に使われる様になって分かったのですが、これって南北朝鮮が言う「ハン」の事じゃない?

少なくとも、彼らが言うところの絶対悪的日本像はルサンチマンにより、敵が悪の元凶扱いされるのとそっくりに見えるのだけど、どうでしょうか?

同様に、中国が過去に日本に酷いことをされたと、有ること無い事言っているのもルサンチマンによるものと思えます。

そう考えると、彼らがルサンチマンによる反日を捨てるのは、現実の日本に打ち勝っことができた時だろうけど、それはどういう形に寄るものなんだろうね。

以前、「韓国が反日を止めるのは、実際に戦争でもやって日本に勝たない限り無理。」と指摘した著名人がおられたが(誰だったか忘れたが。)今考えると上記の事を指摘していたんだろうね。

かといって、日本も戦争して韓国に負ける訳にも行かないし・・・。


難しい問題ですね。 ホント。

春の浮島
2009年03月26日(木) 18:42
http://syn3.blog121.fc2.com/


春霞の中の水島工業地帯を撮りました。 上記リンクからどうぞ。


世の中は色々
2009年03月25日(水) 19:52
まだ、WBC関係で色々と面白い記事があるのですがとりあえず話題を変えて・・・。 面白い記事が有ったのでアップします。



http://www.melma.com/backnumber_115_4422500/ ■1.「国際社会は戦場だ」■ 「国際社会は戦場だ」と言うのは、国際電気通信連合(ITU)事 務総局長の内海善雄氏である。この場合の国際社会とは、政治、 経済、外交、ビジネス、学会などでの国際交渉の現場をいう。

 個人的にはまともな考えを持っている外国人も、国を代 表したり、企業の利益のために働いたり、国際社会で駆け 引きをはじめると、国際社会の行動原理に基づいて、情け 容赦のない行動をとります。なぜ、個人的には情けのある 人が、国際社会では別人になるのでしょうか? それは、 国際社会が、運命共同体である国内社会ではなく、運命共 同体がぶつかり合う戦場だからです。そしてそんな戦場で、 情けのある行動をとれば、負けるだけだからです。[

 内海氏は国際機関の事務総局長として、こういう「戦場」を いやというほど経験してきた。そこから生まれたのが著書 『国連専門機関の事務総局長が"勝つための"国際交渉術教えま す』である。

 現在では、多くの日本人が外国に赴任・出張したり、また国 内でも、外国企業と取引したり、外国人社員と働く機会も少な くない。

「運命共同体である国内社会」での「ムラ社会モード」と、 「運命共同体がぶつかり合う戦場モード」の違いがどんな所に あるのか、内海氏の体験から学んでみよう。


■2.国際社会は短期的利益追求

 戦場では、その場その場の戦いを勝ち抜くために、短期的な 利益追求に走ることがある。それは長期的な信頼を大切にする 平和なムラ社会モードの日本人から見れば、「なぜこんな馬鹿 なことをするのか」と思うことがある。

 2002年、ITU全権委員会会議で英国は、電波局長と理 事国の2つの選挙に立候補した。そしてITUの分担金 (ITUの分担金は任意拠出制になっている)を増額する ことを約束し、選挙戦を展開した。

 ところが、残念ながら英国は、両方の選挙に敗退してし まった。と、驚いたことに、英国は、約束した分担金の増 額の約束を反故にした上にその分担金を逆に引き下げてし まったのであった。

 日本人にとっては、選挙に負けていくら腹が立とうとも、 約束した分担金引き上げを反故にしたうえ、反対に引き下 げまで行うなどという行為は、信用を失い、次の選挙でさ らに不利になると考えるだろうが、英国代表は「ITUに 多大な貢献をしている英国を選ばない国に対して、思い知 らすために分担金を引き下げるのだ」と説明をした。

 英国の行動は、長期的な視野にたった関係を重視するも のにとっては理解しがたい。しかし、国際社会が戦場であ り、その時その時で勝利を収めなければならないものだと すれば、英国の判断も理解できるものである。国際社会で 百戦錬磨の英国が、このような判断をすることは、国際社 会が如何に戦場であるかの一証左である。

 平和で安定したムラ社会でこんな事をすれば、何代にも渡っ て「あの家は」と後ろ指を指される。ところが、戦場において は、「英国を怒らすと後が怖い」と有利になる。

 仮に日本が選挙に負けても、約束通り分担金を引き上げたら、 どういう反応を招いたろう。日本は「投票してやらなくとも金 を払ってくれる現金支払機だ」とつけこまれるか、あるいは 「とてつもない陰謀を巡らしているのでは」と疑われるのが、 おちだろう。


■3.国際社会は責任逃れ

 この英国の分担金引き下げには、後日談がある。

 前述したように、選挙に敗退した英国がITUの分担金 を引き下げたため、多くの西洋諸国が、英国とのバランス をとるため分担金を削減した。その結果、ITUはたちま ち財政危機に陥ってしまった。

 しかし、これら西欧諸国は、自分らが行った分担金の削 減を一切棚上げして、財政危機が起きたのは、事務局の運 営が非効率であるからだと主張し、一方的に事務局の合理 化を要求した。

 日本社会であれば、財政危機は、分担金を削減したこと によって起きたことであるから、原因を起こした者が負担 を負う、すなわち、サービスダウンを許容して経費削減を 行うことを考えるだけだろうが、国際社会では、そのよう な甘い考えは通用しない。原因を起こした者は、関係ない ところを攻めることにより、責任逃れをするのである。

 英国も他の西洋諸国も、財政危機が起きたのは、自分たちが 分担金を引き下げたからだとは、腹の中では分かっていたはず だ。日本のムラ社会では許さるはずもない、こんなあからさま な責任逃れが、戦場では通用するのである。


■4.国際社会は二枚舌

 1980年代のこと、日米通商交渉の一環で、内海氏は電気通信 の自由化に関する交渉に携わった。問題となったのは、通信機 器の「プロトコール」と言う通信のやり方に関する技術標準だっ た。

 日本側は、ITUの国際標準に従わなければならない、とい う省令案を出したのだが、米国はすべて自由にすべきだと主張 して譲らない。ITUの標準を盾に、日本が米国製の電気通信 機器を閉め出す恐れがあると考えたのである。

 内海氏はワシントンに飛び、米国との交渉を継続したが、国 務省、商務省などの代表十数人が一堂に会して、「プロトコー ルが問題だ。完全に自由化しろ」の一斉合唱であった。内海氏 が「ITUの国際標準に従うのが世界の常識であり、どこが悪 い」と反論したが、米国側は承知しない。

 しかし、コーヒー・ブレークの間に、国務省代表の一人が、 内海氏にこっそりと「ミスター内海、問題となっているプロト コールとは一体なんのことですか? 教えて下さい」と聞いて きたのには、さすがに呆れてしまった。外交を担当する国務省 の役人は、通信のことは何も知らずに、ただ何でも自由化して 日本市場を開放させ、アメリカの通信機器を売り込もう、とい う米国側の戦略を推し進めていただけだったようだ。

 この交渉の十数年後、内海氏がITUの事務総局長に就任し たばかりの頃、米国高官がわざわざジュネーブまで面会に来て、 言った。「第三世代の携帯電話のプロトコールは、各国ともI TUで標準化されたものを使用しなければならない。日欧は、 ITUの標準化の合意の前に独自の技術でサービスを先行開始 しようとしている。ITUで標準化された技術を使うよう日欧 に働きかけろ」と、以前とは正反対のことを主張した。

 この頃は、米国は日欧に対して技術開発で遅れをとっていた ので、ITUの標準化のプロセスで時間を稼ぎつつ、自国の技 術をITU標準に採用させようとしたのであった。

 自国産業の利益のためには、ITU標準が邪魔になれば「自 由化しろ」と言い、有利に使える場合は「ITU標準に従え」 と言う。二枚舌でうまく使い分けているだけなのである。


■5.国際社会はあつかましい


 内海氏がITUで数年間、信頼して使い、また家族ぐるみで 仲良くつきあっていた最高幹部の一人が、任期を終えて、帰国 することになった。

 国連の規定どおりの手当ての支払いに対して、「赴任の ときは、それ以上の手当をもらって、荷物を持ってきたの だから、帰国の際も出してもらわなければ帰国できないで はないか」と主張し、譲らない。その金額の差は、たった 数十万円に過ぎないが、大騒ぎをした後、事務総局長のレ ベルにまであげてきて、支払い要求を執拗に繰り返した。

 赴任の際に、ITU事務局が、規定に反して優遇した可 能性は否定できないが、現に、明快な規則がある以上、い くら幹部でも、そのような特別な取り扱いはするべきでは ない。

 私がこの不当な要求を最終的に拒否したところ、「妻は、 お前を憎んでいる。妻の方が、体がずっと大きいぞ」と、 感情をむき出しにした後味の悪い捨て台詞を残して、部屋 を出て行き、それ以後、私に対しては、なんの音信もない。

 興味深いのは、個人的には信頼し、家族ぐるみで親しく付き 合っていた人が、金のことになるとこれほどに豹変したことだ。

 いや、相手の方から見れば、信頼し家族ぐるみで付き合って いた内海氏が、規則を盾にとって、たかだか数十万円の追加支 払いを渋ることの方が、驚きだったのかもしれない。

 ここにも、日本人の規則に対する律儀さと、国際社会での金 に関する厚かましさのギャップが存在する。

 興味深いのは、他の職員の反応である。相手の厚かましさを 非難する声もある一方、内海氏への批判もあった。「彼の主張 を聞いてやらないため、たくさんの職員が彼に悩まされた。そ のために使った経費は、要求された額以上だ」「よく仕事をし た人間なのだから、それぐらいの優遇措置はすればよいではな いか」というのである。こんな声を聞いていると、国際社会で は、内海氏の方が「非常識」に見えてくる。



■6.国際社会は自己中心

 内海氏はITU事務総局長として、職員とのコミュニケーショ ンを図るために、その時々に感じたことなどを、全職員にメー ルで知らせることにした。一年余り続けたが、まったく逆効果 だったので取りやめた。たとえば、次のようなことがあった。

 まだマスコミの関心がインドに当てられていなかった 2000年はじめに、インドを公式訪問した。欧米の企業が、 市場が狭く利益がでないからといって行わない開発途上国 用の小型交換機の開発を、必ずしも十分でないインドの環 境の中で進め、輸出にも成功していることを知り感激した。

 ぜひ職員に知らせようと、「インドでは、不十分な環境 の下で頑張って途上国向けの良い製品を製造している」と 見てきた感想を書いてメールにした。しかし、信頼できる 職員からのフィードバックは意外なものであった。

 曰く「事務局総長は、インドの人は良く働いているが、 ITUの職員は働いていないと非難している。けしからん」 と、そして職員たちは、私に大きく反発しているという。

 なぜ、こんな行き違いが起きたのか、内海氏は6年間の経験 を踏まえて、こう分析している。

「職員の仕事は、契約で定められていることをやればよい のであって、インドの事情など何の関係もない。しかるに 事務総局長は、インドのことを書いてきた。事務総局長は 目的もなく職員にメールを出さないし、事務総局長の目的 は、職員を働かすことである。事務総局長は、インド人は 頑張っているが、ITU職員は働いてないといっているの だ。我々は、これだけ働いているのに、その事を褒めたこ とがないのはけしからん。職員が大事だとは一切思ってお らず、職員無視だ」となる。

 日本人なら、インド人が恵まれない状況で奮闘していると聞 けば、我々も負けずに頑張ろう、となる。しかし、日本人以外 にとって見れば、インド人が頑張ろうが頑張るまいが、自分に とっては関係ない。自分がどれだけ働いて、どれだけの収入を 得られるか、だけが問題なのである。それほど自己中心の社会 なのだ。



■7.国際社会は愛想が大事

 国際社会では、朝会うと、満面の笑顔で「ハロー」「グッド ・モーニング」などと挨拶を交わす。こういう光景を見ると、 なんと礼儀正しい社会だろうと思ってしまう。しかし、これに は理由がある。内海氏はこんな経験をしている。

 ある時、私が、ある職員に嫌がらせ(ハラスメント)を していると、苦情委員会に訴えられた。その理由の一つに、 エレベータの中でこの部下の職員に挨拶をしなかったとい うことが挙げられていた。事実は、訴えの内容とは異なる し、また、この職員の態度は必ずしも正常ではないので、 このような例が一般的だというのではない。

 しかし、日本では、部下が、上司に挨拶をしなくて態度 が悪いと、上司から指導を受けることはあるだろうが、部 下の職員が、上司に向かって、エレベータの中で上司が部 下に挨拶の言葉を掛けなかったと訴えることを、弁護士が 薦めるだろうか?

 戦場では、出合う相手が味方か敵か、見極めなければならな い。だから、敵意のない証拠として、にこやかに挨拶しなけれ ばならない。ムラ社会で皆が身内なら、そんな必要もない。エ レベータでほかの人も乗っているなかで、わざわざ聞こえよが しに、挨拶をするのも憚られよう。



■8.戦場モードとムラ社会モードの使い分け

 以上、国際社会の戦場モードが、いかに国内のムラ社会モー ドとは異なるかを見てきた。注意すべきなのは、ここでの国際 社会とは国際機関やビジネスで、互いの利益がぶつかりあう場 だという事である。外国でも身内や親しい友人の間では、ムラ 社会モードで付き合う。そして、ムラ社会モードと戦場モード を、時と場合と相手により使い分ける。

 しかし、日本の平和で心優しいムラ社会に住んでいる限り、 国際社会の戦場モードなど知る機会も必要もない。その結果、 国内のムラ社会モードが、そのまま海外でも通用すると誤解し ている人がいる。

 こういう人に限って、日本国憲法の「平和を愛する諸国民の 公正と信義に信頼して、われらの安全と生存を保持しようと決 意した」をそのまま信じるたりする「善人」である。そして日 本さえ他国を侵略しなければ、平和が守れると信じ込んでいる。

「公正と信義」を期待できる国内のムラ社会と、国際社会の戦 場とでは、行動様式を変えなければならない。それを知ること が国際派日本人の第一歩である。

(文責:伊勢雅臣)








☆これは一読に値する記事だと思います。 僕は、6の”国際社会は自己中心”に書かれているパーセプション・ギャップの事が気にかかります。 つまり、同じ言葉を聞いても受け取る内容は宗教・文化・風俗などに寄って変わるという事です。

日本人は、あまりにも単一的な文化を持ったぶ民族なので外国やそこに住む人々との間に様々なパーセプション・ギャップが有ることが分かっていない人が多い。 最低限、そう言う物が存在するという事は理解しておくべきだと思います。 ハイ。

 | HOME |   NEXT>>

Designed by GALPOP BLOG + GALPOP.NET