明るく、楽しく、嫌らしく。 難しい事は易しく。 重い話題は軽くさばきます。 syn3の私的覚書きです。
サハリン2稼働
2009年02月23日(月) 12:14
「サハリン2」稼働、露から日本へ初の液化天然ガス 2009.2.18


 三井物産、三菱商事が出資するロシア極東の石油・天然ガス開発事業「サハリン2」の液化天然ガス(LNG)プラントがサハリン(樺太)南端のプリゴロドノエに完成し、18日、メドベージェフ露大統領と麻生太郎首相も出席して稼働式典が行われた。来月中旬には日本向けに初のLNGが出荷される見通しで、日本のLNG調達先の多角化につながる。一方、ロシアにとっても日本や韓国などアジア地域に供給先を拡大する足掛かりを得る。

 インタファクス通信によると、麻生太郎首相は式典で「ロシアがアジア太平洋地域における建設的なパートナーとなる歴史が始まった」などと述べ、サハリンからLNGを調達する意義を強調。メドベージェフ大統領も「この事業は天然資源の世界的な供給者としてのロシアの地位を強化するものだ」とあいさつした。

 世界最大の天然ガス埋蔵量を誇るロシアにとって、サハリン2稼働の意義は極めて大きい。これまでのガス供給先はパイプラインによる欧州向けがほとんどだが、サハリン2によってアジア太平洋地域へと輸出先を広げられる。また、シンクタンク「ルスエナジー」のクルチヒン氏は「ロシアがLNG技術を導入したことは将来の天然ガス開発につながる。サハリン2には、経済危機の中でも外資との協力が順調に進んでいることを示す政治的狙いもある」と指摘する。

 一方、日本にとっては、エネルギー安全保障の強化につながる。サハリン2の生産能力はピーク時で年間960万トン。このうち6割弱が日本向けに供給される。東京電力など電力、ガス9社が20年前後の長期契約を結んでおり、日本の年間LNG輸入量の約7%を調達できるようになる。



ただ、ロシアへのエネルギー依存を強めることは、リスクもある。サハリン2をめぐっては2006年9月、ロシアが「環境破壊」を口実に事業の停止を命令し、露国営天然ガス独占企業ガスプロムが事業の経営権を奪取した経緯がある。また、ロシアは今年1月、天然ガス価格をめぐる対立から隣国ウクライナ向けの天然ガス供給を停止し、同国経由のパイプラインを使用する欧州諸国にも大きな影響が出た。

 資源を政治的武器に使うロシアへの不信感は国際的に高まっており、欧州諸国はむしろロシアへの資源依存度を下げようと躍起になっている現実もある。(ユジノサハリンスク 遠藤良介、西川博明)








☆なんだか分からない内に「サハリン2」が稼働しました。 記事にも有るように、一時は業務停止命令がでたりガスプロムが経営権を奪取したのですっかりダメになったのかと思っていましたが、結局ちゃんと日本に供給されるようですね。(なんとも腑に落ちないが・・・。)


以前にも書きましたが、ロシアは戦略的に資源を利用しているのでいつ何時に供給をストップされるかは分かりません。 正直、信頼し過ぎない方が良い相手だと絶えず言い聞かせる必要があると思います。


ロシアと言えばかつてのソビエト連邦の盟主であり、東側の先進国と言う認識を持っている人が多いでしょうが、男性の平均寿命が58歳と発展途上国でも上位に位置しない位のレベルです。

25年前にソビエト崩壊を予測したエマニュエル・トッド が、ロシア人女性が識字率上昇の後に出産率が下がるという人類の普遍的傾向に従って近代化していることを示し、ソビエト的人間説を否定し。また通常は下がり続ける乳児死亡率が、ソビエトでは 1970年から上がり始めたことを指摘し、ソビエトの崩壊を予測。しましたが、こういう人口統計による分析と言うのはかなり国状を知るには信憑性の高いものだと思います。


エマニュエル・トッドは人口統計による定量化と家族構造に基づく斬新な分析で知られていて個人的にはものすごく注目しています。


トッドに付いては、Wikiにも書かれているので、先ずはこれからご覧下さい。
http://ja.wikipedia.org/wiki/エマニュエル・トッド


つづく??? かな?

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